■学校一般情報■
ネバダ大学リノ校は、ネバダ東部で初の高等教育機関として、1874年に創立。アメリカ政府がランドグラント大学に認めている、ハイレベルな教育研究で知られる州立総合大学です。現在、10のスクール&カレッジを有し、ビジネス、教育、芸術、ジャーナリズム、農学、科学、技術など、幅広い分野において、学士から博士まで145のプログラムを展開。17,000名以上の学生が在籍しています。音楽学部は、インスピレーションや創造力・想像力を重視し、感性を磨き上げる教育に定評があります。教授陣はみな、世界的な音楽家や学者ばかり。2011年ヴィットリオ・グイ室内楽コンクールで受賞した、ドミートリー・アタピンも同校教授です。このように、現役で活躍する専門家が、少人数クラスで活気のある授業を行っているため、学生のうちからプロ意識を育めます。教育プログラムは、大学課程では、音楽+他科目履修でBA学位、演奏(器楽、声楽)、ジャズ、音楽教育学(器楽、声楽、一般)でBM学位の取得コースを提供。マイナーには、理論や歴史のクラスや、レコーディング&MIDI、オーディオ・プロダクション/音楽マネジメントでのインターンなど、多彩なクラスが揃っています。大学院課程では、音楽史/音楽学でMA学位、演奏、コラボレーティブ・ピアノ、ジャズ&即興、合唱指揮、作曲、音楽教育学でMM学位の取得コースを提供。オーケストラ団員を目指している方には、MMのオケ専門キャリアコースは見逃せません。
音楽活動も盛んで、とくに同校のジャズフェスティバルは有名です。トップアーティストを招いてのコンサートや授業も自慢で、2011年2月だけでも、パンチのあるサウンドで世界に知れ渡るジョン・ハンディや、アタピンと組んでヴィットリオ・グイを受賞した朴恵涓が来校。一年を通して刺激的な留学生活を送れるのが、ネバダ大学リノ校音楽学部の魅力でしょう。