■学校一般情報■
前身の音楽学校が1858年に創立されたアレッサンドリア音楽院は、伝統を大切にし、保守的となりがちな音楽院の中で、「必要に応じて授業内容を更新する」ことをためらいません。かつ、「学内での在籍期間中の教育」だけにとどまらない、ダイナミックでありながらも学習進度にまで配慮した、きめ細やかな教育を実施しています。このきめ細やかさがあるだけに、リスクの伴わない「更新・改革」を可能とさせています。学生の卒業後の進路を常に念頭に置きつつ、授業の量だけではなく質も大切と考える事からこうした理念が生まれました。この教育方針は、授業以外にも生かされています。教師やインターンのサポートの下、学生オーケストラ、コーラス、室内楽などの音楽活動の企画および実施、イタリア国内外の音楽院や音楽大学と合同講義、最新の内容のマスタークラスの開講、一年もしくは数年に一度一般にも開放するコンサートやリサイタルの企画、実施など、学内にとどまらず、一般に向けて研鑽の成果を披露する機会を設け、学生の音楽学習がより充実したものとなるようにサポートしています。
成人向けコースはレベルI(修学期間3年間)、レベルII(修学期間2年間)の2コースとなり、ハープ・声楽・ピアノ・弦楽器・管楽器・ジャズなどの専攻別に、レベルIからIIへの道がそれぞれ続いております。留学生の受け入れにも積極的で、ヨーロッパの交換留学プログラムであるエラスムスに参加。また、ジョージア大学(USA)とも提携しています。
常に未来に視点をおき、新しい風を取り入れる学風の中、音楽活動へのサポートを充分に受けながら実力を伸ばしてみませんか。