■学校一般情報■
ミュンヘン音楽大学は、世界的にも名声が高い、ドイツでも最も歴史ある国立(州立)音楽大学としてよく知られています。1830~1846年に前身のバイエルン王立アカデミーとして創立。その後、幾度か時代背景と共に学校名を変更してきました。現在も校舎として使われている歴史的建物は、ナチス時代に被害に遭いながらもそのまま使用されていることでも有名です。長い歴史の中で、幾度もの改名や拡大などを繰り返しながらも、常に高い教育レベルを維持してきました。伝統を守るだけでなく、常に新しいコースや特別トレーニングを開発し続ける、音楽への情熱と改革的な校風でも知られています。専攻には、従来のクラシック器楽、声楽、音楽教育、指揮、作曲以外にも、映画&メディア音楽作曲、マルチメディア・音楽ジャーナリズム、音楽マネジメントなどがあります。また2008年度からは、ミュンヘンのリヒャルト・シュトラウス音楽院を統合。アコーディオン、古楽器、ジャズも学べるようになりました。学校教員養成、民族楽器、教会音楽(カトリック、プロテスタント)などにおいても、ディプロマや学士取得コースなど、数多くの新しい専門学科をスタートさせています。
さらに近年、従来のディプロマコースを改め、学位取得コースに変更。2010年冬学期から、器楽(管楽器、弦楽器、打楽器、ダルシマー、ツィター、ピアノ、オルガン)、作曲、映画&メディア音楽作曲、ジャズ、民族音楽において、学士取得が可能になりました。その他の専攻においても、2011年冬学期から学士コースを提供する予定です。修士コースも同じく2011年冬学期から可能となります。
また、ベルリン・フィルのメンバーやソリストとして活躍経験のある演奏家など、著名な音楽家から直接指導を受けられるのも魅力的です。