■学校一般情報■
1290年創立のケンブリッジ大学は、世界で最も有名な名門大学のひとつです。音楽学部は、1464年に世界で初めて音楽学士号を授与した音楽教育機関としても知られています。同校は1843年に、ミュージック・ソサエティ(CUMS)を設立。その半世紀後には同大学ミュージック・クラブ(CUMC)を設立しました。長い伝統を誇り、積極的にコンサート活動を実施し、学生の実践力を養うのに一役買っています。現在、学生数は大学課程に約200名、大学院課程に約50名が在籍。中世&ルネサンス音楽、19世紀音楽、オペラ、演奏研究、音楽への科学的アプローチを得意としています。大学課程では、音楽全般(クラシック、アメリカンジャズ、映画音楽、音楽史など)、音楽&教育学でBAの学位取得コースを提供。音楽全般では、1年目に楽曲分析/和声/対位法、演奏実技(オーラルトレーニングやキーボードスキル)といった基礎知識を学びます。2年目以降は、作曲、リサイタルなど、ご自分の専門コースに沿って、豊富なオプション授業から選択することができます。就職活動を優位に進めるための、スキル強化プログラムも魅力です。大学院課程では、音楽学、民族音楽学、作曲でMPhil学位の取得コースを提供。また、合唱研究でMMus、作曲以外の全ジャンルでPhD学位の取得コースを提供しています。
近年では、ジョアンナ・マグレガー、ロバート・ティアー、トーマス・トロッター、ロジャー・ヴィニョールズ、アンドルー・デイヴィス、マーク・エルダー、ジョン・エリオット・ガーディナー、クリストファー・ホグウッドなどを輩出。多数の著名な音楽家が誕生していることからも、同校の教育や研究指導の質の高さがおわかりになるでしょう。