■学校一般情報■
アンジェ市は、「ロワールの古城めぐり」の西の終着点として知られる、フランス西部の町です。市内にあるアンジェ・カトリック大学は日本の多くの大学と提携していて日本人学生も多く、治安や物価など生活面でも安心です。この落ち着いた歴史ある町に位置するアンジェ地方音楽院には、現在、全部門あわせて1,200名の学生と80名の講師が在籍。厳しくも豊かなトレーニングに定評があります。確かな演奏力を練習とレッスンで養いながら、アンサンブルの楽しさを知り、ソロでもグループでも活躍できる音楽家を育てるのが目標です。実技試験は学生がいつでも実力を発揮できるよう、基本的に公開制。実践経験を豊富に積むことができるでしょう。演奏活動も積極的に行い、学生達はアンジェ市の文化活動の中心を担っています。教育プログラムは、幼児コースを除いて4つの課程で構成されています。第一課程は音楽入門、第二課程は基礎訓練です。第三課程では、修了証明書(CFEM:音楽研究資格免状)の取得を目指します。プロを目指す学生は、第三専門課程にて卒業ディプロマ(DEM:音楽研究資格)の取得を目指します。さらに上級課程に進み、高等技術と知識、センスを磨き、演奏経験を積むことができます。演奏専攻は、ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、ヴィオラ・ダ・ガンバ、バロック・ヴァイオリン、フルート、オーボエ、クラリネット、バスーン、サックス、トロンボーン、トランペット&コルネ、ホルン、チューバ、チェンバロ、パイプオルガン、アコーディオン、ギター、ハープ、リコーダー、打楽器、声楽、ジャズなどがあります。講義科目とグループ学習は、フォルマシオン・ミュジカル、楽曲分析、エクリチュール、鍵盤楽器和声、古楽、合唱、オーケストラ、室内楽、各種アンサンブル、伝統音楽、コンテンポラリーなどです。