■学校一般情報■
トゥーロン地方音楽院は、1908年に創立。2003年に国立地方音楽院(CRR)に認められました。地域の児童含め、在籍する6,000名の学生のうち、80名は世界10カ国からの留学生。同校では外国人留学生を積極的に受け入れています。入学時、フランス到着後の仮滞在許可証から滞在許可証の取得手続き、保険加入、学生証の発行等の手続き面においてのケアもあるなど、手厚いサポートが魅力。滞在時にも心強い味方となってくれます。また講師陣には、ピアノ講師にはカンタータ歌手でもある中谷喜恵や、パイプオルガン講師には札幌の専任オルガニストとして1年間来日していたパスカル・マルソー、ハープ奏者クサヴィエ・ドゥ・メストレが師事したヴァシリア・ブリアーノなどがいます。演奏実技の専攻は、ギター、ハープ、パイプオルガン、ピアノ、打楽器、クラリネット、フルート、オーボエ、サックス、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、ホルン、トランペット、トロンボーン、チューバ、チェンバロ、バロック・チェロ、声楽、リュートが可能です。また、フラメンコギター、アコーディオン、テオルブ、ビウエラ、ガルーベ・タンブーランが学べるのも魅力でしょう。タンゴ、アラブ・アンダルシア音楽からキューバ音楽、バトゥカーダ、アフリカン・パーカッション、オリエンタル・パーカッションなどのワールドミュージックやコンテンポラリー等のジャンルにも力を入れています。ジャズにおいても、ドラムス、アレンジメント、ギター、ベース/ウッドベース、管楽器、ピアノ、ヴォーカル、ジャズ史などのクラスが豊富。講義科目は、楽曲分析、音楽史、エクリチュール、ソルフェージュ、音楽情報処理(MAO)、アンサンブル関連では、室内楽、オーケストラ、合奏、合唱、ビッグバンドなどがあります。