■学校一般情報■
ランス地方音楽院は、1912年に当時の大統領レイモン・ポアンカレによって創立しました。1994年にはランス市によって、広く明るい校舎や最新器材、カフェテリア、パティオ、素晴らしい音響効果を備えた2つのホール、7つの大ルーム、図書館などを併設した施設に一新。音楽を学ぶ素晴らしい環境が整いました。アクセスも非常に良く、市の中心、歴代フランス国王が戴冠式を行ったランス大聖堂とサン・レミ・バジリカ聖堂の間に位置しています。この美しい歴史的地区があなたの通学路になるのです。2010年には環境にやさしいトラム(路面電車)も開通。ますます便利で暮らしやすい街になりました。同校には約1,400名の学生と90名の講師が在籍しています。
教育プログラムは幼児コースを除き、基本的に3つの課程で構成されています。第一で入門、第二で基礎、第三課程で専門を学びます。第三課程は修了証明書(CEM:音楽研究資格免状)を目指すコースと、卒業ディプロマ(DEM:音楽研究資格)を目指す専門課程とに分かれます。さらに上級課程や学位レベルの資格を目指す専門教育課程も提供しています。演奏の専攻は、ピアノ、伴奏、チェンバロ、パイプオルガン、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、バロック・ヴァイオリン、バロック・チェロ、ギター、ハープ、打楽器、声楽、フルート、クラリネット、オーボエ、バスーン、サクバット、サックス、ホルン、トランペット、トロンボーン、チューバなどがあります。講義科目は作曲、ソルフェージュ、音楽史、楽曲分析、エクリチュール、通奏低音など。また、アンサンブル&グループ学習には、オーケストラ指揮、合唱指揮、オーケストラ、室内楽、ジャズ、即興、合唱のクラスがあり、積極的に音楽活動を行っています。