■学校一般情報■
ロワール河流域、とくにトゥール市周辺では、正しくきれいなフランス語が話されていることから、フランス標準語の地域として有名です。日本からはもちろん、世界各地からたくさんの留学生がフランス語を学びに来ています。そのため学生をサポートする公共機関が充実。初めての海外生活でも安心して学ぶことができるでしょう。同校の教育プログラムは、4つの課程で構成されています。第一課程は音楽入門、第二課程は基礎学習です。第三課程は修了証明書(CFEM:音楽研究資格免状)、専門課程では卒業ディプロマ(DEM:音楽研究資格)をそれぞれ取得することができます。
演奏専攻には、フルート、リコーダー、オーボエ、クラリネット、サックス、バスーン、ホルン、コルネ/トランペット、トロンボーン、チューバ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、ピアノ、オルガン、チェンバロ、ハープ、ギター、打楽器、声楽、指揮、ジャズ&即興、古楽器があります。フォルマシオン・ミュジカルとアンサンブルもバランスよく学び、総合的な力を身に付けます。ピアノの学生は初見演奏&ピアノ伴奏が必須、チェンバロとパイプオルガンの学生には通奏低音が必須となっています。フォルマシオン・ミュジカルでは、ソルフェージュ、楽曲分析、エクリチュール、音楽史などの講義科目を学びます。アンサンブルは、初見演奏&ピアノ伴奏、通奏低音、オーケストラ、合唱、室内楽などからの選択制。ラヴェル、ドビュッシー、サン・サース、ベルリオーズ、プーランクなど、フランスの作曲家の作品を演奏する機会に恵まれています。本場フランスでオーケストラに演奏参加し、フランス音楽を体感しましょう。数多く開催されるマスタークラスや、オーケストラのクラスも大きな魅力です。