■学校一般情報■
パリから列車で約1時間半、フランス中西部に位置し、中世の面影残るポワティエは、研究機関や大学の集まる学術都市。人口約90,000人のうち25,000人が学生という、アカデミックで若いエネルギーに満ち溢れた、丘の上の街です。そのうち約5%が世界110カ国以上からやって来た外国人留学生。そのため公共の留学生サービスやサポートが充実していますので、慣れない海外生活でも安心。またポワティエ市内には、ポワトゥー・シャラント高等音楽研究・教育者養成センター(CESMD)があり、プロの音楽家や音楽教師を目指し、高等資格を取得するために、多くの音楽学生が集まっています。もちろん、ポワティエ地方音楽院も、地域自治体やこれらの音楽教育機関の協力のもと、公開コンサートやイベントなどの文化催事に力を入れています。文化活動への参加を通じて、たくさんのトレーニングを積むことができるのが魅力です。専攻は多岐にわたり、クラシックの他、伝統音楽、古楽、ジャズ、ポップやロックも学ぶことができます。実践の場として様々なコンサートの機会が設けられているのも特徴です。特筆するべきは「Prima la musica」。バッハのチェンバロ曲のパフォーマンスから、ストラビンスキーの音楽を基にしたミュージカル、ジョン・ケージの音楽による、ダンスと音楽の演目など、ジャンルも様々な意欲的プログラムです。ロマネスク/ゴシック/ルネサンスの3様式が交じり合った、美しいサン・ジェルマン教会を会場に開催されるコンサートは、学生はもちろん、家族、観客からも好評です。その他にも、ピアノや室内楽、古楽アンサンブルなどのコンサートが同校で行われています。