■学校一般情報■
メッス地方音楽院は1835年創立。1841年にパリ国立高等音楽院の分校となり、1937年に国立音楽学校となりました。1969年には地方音楽院として、一般の学校と専門的な同校の教育を相互に結びつけたプログラムを開始。1991年に国立地方音楽院と認められました。現在、全部門あわせて約1,300名の学生と100名以上の講師が在籍しています。校舎2階には楽譜や関連図書など蔵書6,000冊の図書館が併設され、インターネットやCD/DVDの視聴閲覧も可能です。教育プログラムは、幼児コースを除き、4課程で構成されています。第一、第二課程では、音楽の入門と基礎を学びます。第三課程短期コースでは修了証明書(CEM:音楽研究資格免状)取得を目指します。第三課程の専門課程では、卒業ディプロマ(DEM:音楽研究資格)が取得可能です。さらに、上級課程でコンサート・ディプロマを目指すこともできます。演奏専攻には、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、ハープ、ギター、リコーダー、トラヴェルソ、フルート、オーボエ、クラリネット、コーラングレ、ファゴット、サックス、トランペット、コルネ、ホルン、ナチュラル・ホルン、トロンボーン、ホルン、チューバ、ユーフォニウム、ピアノ、チェンバロ、パイプオルガン、アコーディオン、打楽器、声楽、ジャズ(ピアノ、管楽器、ベース、ギター、ドラムス、ヴォーカル)があります。また、初見演奏、伴奏、舞台声楽、グレゴリオ聖歌、ソルフェージュ、音楽史、楽曲分析、音楽視聴感想、作曲、エクリチュール、音楽情報処理、合唱、オーケストラ、室内楽、アンサンブル、即興、ジャズアレンジ、ジャズ和声、ジャズ史・分析などのクラスも豊富に揃っています。