■学校一般情報■
ニュージーランドで2番目に古い大学として知られているカンタベリー大学は、ニュージーランド南島のクライストチャーチ市にあります。音楽学部には、演奏、作曲、デジタル音楽、民俗音楽学、音楽史・研究、音楽教育学など、幅広い分野での大学および大学院レベルのコースが用意されているのが特徴です。柔軟性に富、バラエティー豊かな音楽教育プログラムを誇り、通常の学期以外にもサマー・セメスターなどで音楽テクノロジーやリスニング・クラスなどの特別クラスが設けられています。大学課程では、音楽研究に力を入れたコースでのBA学位や、作曲と演奏(オーケストレーション、キーボード・スキル、電子音楽系を含む)を重要視したMusB学位取得プログラムを提供。その他の分野では、ミュージック・スタイル&テクニック、音楽史、音楽学、音楽教育学、民俗音楽学などがBAおよびMusB両方のコースで選択可能となっています。また、情熱のある学生は5年制のダブルメジャーを取得可能。専門学の知識を深めるために、大学院への進学を強く推奨しているの特徴のひとつでしょう。大学院課程では、大学でのBAまたはMusB学位取得後、更に一年間の専門学コースを受けて、優等学位の資格を取ることも可能です。また、深い音楽専門知識と技術を学ぶ為に、作曲と演奏においてMMus学位、作曲でMA、PhD、MusD学位の取得コースも提供しています。アンサンブル活動では、バリニーズ・ガムランが有名で、精力的に演奏会を行なっています。学生が参加する音楽グループには、オペラ、オーケストラ、合唱、器楽合奏などがあり、アマチュアやプロの演奏家達を交えて活動しています。
同校の大学院課程を修了した学生の就職先は、小中高等学校、音楽院、大学、オーケストラ、オペラ・ハウス、図書館、病院、ジャーナリズム、TV、ラジオ、スタジオ、アート・マネジメント関連、著名なフェスティバルの実行委員など。このように、多くの就職機会に恵まれていることが、大学院課程への進学を推奨する大きな理由となっています。