■学校一般情報■
アントンブルックナー私立音楽大学が位置しているリンツは、ウィーン、グラーツに続くオーストリアの三大都市の一つです。2009年には欧州文化都市として選ばれ、文化的にも大きく発展している都市です。近年、アントンブルックナー私立音楽大学は、私立音楽院から音楽大学へと飛躍をとげ、注目を集めています。その歴史は非常に長く、約200年前に設立された音楽学校を前身として発展しました。長い伝統を通じて培われた教育制度やトレーニング方法は、学生の才能を確実に伸ばしていくことに定評があります。大学の学部は、音楽、ダンス、演劇と大きく3つの分野に分かれ、全体で約850名の学生と一流の研究者やアーティストでもある講師陣約200名が在籍しています。これら3つの芸術(音楽、ダンス、演劇)の伝統技術を継承すると共に、革新的な教育内容にも力を入れています。また、それぞれの芸術学部の学生同士が、お互いに協力し合う事で、新しいレベルや新しいスタイルの芸術を創り上げ、更なる高みへ向かうことを目標としています。音楽学部の授業では、最高レベルの音楽家によるレッスンとトレーニングが中心です。ここでは、伝統的な音楽を身につけるだけではなく、新しい音楽技術や知識を吸収して、現在の音楽業界に通用するスキルとセンスを磨きます。専攻には、器楽や声楽はもちろん、ヴィオラ・ダ・ガンバやバロック・ヴァイオリンなどの古楽・古楽演奏、指揮・作曲・音楽理論、ジャズ・即興、教員資格が取れる音楽教育学などがあります。それぞれBA(学士)やMA(修士)の学位を取得することができます。国際交流にも力を入れていて、交換留学プログラムにも参加。留学生にとって学びやすい環境が整っています。