■学校一般情報■
ブレーシャ音楽院は1971年創立となりますが、母体となったA.ヴェントゥーリ音楽研究所は1864年の創立で、長い歴史を誇っています。同校はブレーシャ市の中央に位置し、校舎の一部は元修道院、その他は19世紀に宮殿として使用されていただけあって、瀟洒なファサードや修道院の名残を見せる回廊や廊下など、大変美しく魅力的な造りとなっています。図書館やホールなど施設面でも充実。図書館は書籍だけでなくレコードやCDなども揃えてあり、月曜日から土曜日までの開館で、学生は最大限に活用出来ます。ホールは3つあり、オルガン及びピアノ完備、特にピエトロ・ダ・チェンモ・ホールはグランドピアノ完備です。各ホールはオーケストラや合唱の演奏練習に使用される他、試験、コンクール、ミニコンサートなどにも利用され、その他にも400名収容可能な本格的なコンサートホールがあります。これらの施設では、学内コンサート等のイベントが多く開催され、入場料も無料のことが多く、学生はもちろんブレーシャ市民にもたいへん人気があります。修了時にディプロマが授与される、レベルI(大学レベル、修学期間3年)及びレベルII(大学院レベル、修学期間2年)では、様々な楽器や声楽、指揮法、ジャズ等が専攻可能。また、教職を目指している学生には教授法のコース(レベルII、大学院レベル、修学期間2年)があり、専攻する音楽分野を基に、普通教授法コースと実習(トレーニング)コースから専攻が選択可能です。この他にも、単発で臨時セミナーやマスタークラスが開講される事が多く、中には学外の学生も参加出来るものもあり、他校の学生と交流し、刺激を与えあう機会が用意されています。