■学校一般情報■
プライナー音楽院は、1905年にオーストリア・ウィーンに創立した私立の音楽院です。創立以来、ウィーンの音楽芸術家にとって教育の中心とされ、質の高い音楽教育と、数多くの著名な音楽家達を世界に輩出してきたことでもよく知られています。現在、約800名の才能ある学生と約100名の一流講師が在籍。卒業生の多くは、劇場、交響楽団、室内楽団、オペラハウスでの演奏家、スタジオ・ミュージシャン、ソリスト、音楽教師、大学音楽教授など、音楽業界の第一線で活躍しています。同校では、音楽理論、作詞、作曲、指揮、弦楽器、管楽器、打楽器、鍵盤楽器(ピアノ、アコーディオン)、声楽、オペラ、ギター、ハープ、オペラ、ジャズ(ヴォーカル、ピアノ、サックス、ギター、ベース、ドラムス)など、多彩で幅広いコースとプログラムを提供。それぞれの分野において、オーストリアのカリキュラムに従った専門のディプロマを取得することができます。
施設には、各室ピアノ完備の20以上のレッスンルーム、大小コンサートホール、バレエスタジオ、リハーサルステージを用意。また、かつてのウィーンの名ピアノ会社の名前が冠されたホール(Ehrbarsaal、1867年建造)は、同校の魅力の一つと言えるでしょう。この歴史的なホールは、第二次世界大戦後の1946年にウィーン・フィルの演奏でホールとして再開。2007年にはブリュートナーのコンサートピアノが設置され、多くのイベントに貢献しています。