■学校一般情報■
ソフィア王妃高等音楽院は、1991年に創立された、マドリッドにある音楽院です。起源は1972年設立のサンタンデール国際ピアノコンクールまで遡り、1981年に始まったメネンデス・ペラヨ国際大学&現カンタブリア大学とのマスタークラスを経て、スペイン有数の音楽教育機関に成長。音楽院の創立以来、メニューイン、ロストロポーヴィチ、バレンボイム、デ・ラローチャなど、クラシック音楽界の錚々たるメンバーが運営に携わって来ました。ズービン・メータやロリン・マゼールは2012-2013年度プログラムも、アドバイザーを務めることになっています。各コースの主任教授には、オーケストラやソロで活躍する現代を代表する音楽家であり、著名な音楽教育機関で教える経験豊かな教育者でもある、素晴らしい先生達ばかりです。彼らから1年間、徹底的に指導を受ければ、前の自分とは違う、飛躍的な成長を遂げることができるでしょう。専攻には、ヴァイオリン(3コース)、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、オーボエ、フルート、クラリネット、バスーン、ホルン、ピアノ、声楽があります。それぞれ、オーディションでの頑張り次第で、スカラシップを受けることができます。スカラシップには、学費の全額または一部免除、滞在費補助、楽器貸与の3タイプを用意。その他にも、音楽に集中して学んで欲しいという配慮が随所に見られます。
同校主催のコンサートなどのイベントは、年間200以上。この中で、室内楽団メンバーとして、オーケストラメンバーとして、オーケストラ協演のソリストとして、貴重な演奏経験を積めるのが魅力です。あなたの舞台は、先生や仲間達も見ていますので、感想、アドバイス、注意点など、毎回ハイレベルな意見を聞き、高みを目指せる環境は、ソフィア王妃高等音楽院ならではと言えます。