■学校一般情報■
イタリア南部モリーゼ州の州都カンポバッソ市に位置するカンポバッソ音楽院は、1971年に創立され、以来音楽教育を主としながら、校内設備・他校との交流や課外活動等のイベントを充実させて来ました。現在は講師数108名、学生数約850名(留学生を含む)、音楽院内の施設としては、付属図書館及びコンサートホールがある他、教室数は38とかなりの規模を誇ります。また、ピアノが51台、チェンバロ3台、オルガン2台、ハープ2台、打楽器、弦楽器及び管楽器各種も完備。その他にはレコードライブラリー及びビデオライブラリー、視聴覚室やレコーディングスタジオも備えており、学生が音楽を勉強しやすいよう十分な配慮がされています。「最適な教育トレーニングを重視し、常にパイオニア的存在でありながらも努力を怠らず、設備や技術を最大限に活用し、学生の芸術分野における就職状況にも配慮しながらも、ますます教育法を発展させる」という理念のもと、授業だけに留まらない課外活動にも定評があります。同校はモリーゼ大学と提携しており、大学の施設の利用が出来る他、共同でマスタークラスを開講するなど、他校の学生と交流し、刺激し合える機会を提供。マスタークラスは短期間に客員講師を招いての開講ですが、かなりの頻度で催され、またジャンルも幅広いため、どの専攻コースの学生にも興味が持てるクラスを見つけることが出来るでしょう。また、幅広く音楽を学ぶという意義より、2005年にはフランス、2006年にはオーストリアなど、研修旅行が意欲的に実施されています。充実した設備と様々なイベントが、同校での学習をより実のあるものにし、音楽をより深く学ぶことを可能にします。