■学校一般情報■
1969年にベネツィア音楽院の一校として開校されましたが、1980年に独立し、現在のカステルフランコ・ヴェネト音楽院としての歴史が始まりました。歴史的なロケーションが魅力で、同学院はカステルフランコの街を囲む中世の外壁内に位置しております。また、増加し続ける学生数に対応するために、新たに由緒ある建物デイ・セルヴィーティ修道院を修復し、新校舎が開設されました。この施設の内容としては、教室・練習室合わせて50室を数えます。また、電子音楽用のスタジオや、コンファレンスルーム、座席数70席のコンサートホールも完備。図書館には個別のオーディオ・ビジュアル施設を備え、様々なメディアを利用しての学習をサポートします。パソコン完備、ネット環境も整ったスタッフ及び学生用ルームもあります。専攻可能な楽器の選択肢が大変広く、他校では殆ど見られないアコーディオン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ケルティック・ハープを専攻出来る他、アフロ=アメリカン・ピアノ学といった革新的なスタイルのコースも用意。コンサートやオーケストラ及びオペラ演習やその他課外活動は、18世紀に建築された、カステルフランコが誇る美しいアッカデミコ劇場を使用することが出来ます。現在、約500名の学生が在籍する中規模校ですが、核となる3年(大学レベル)及び2年(大学院レベル)コースに加え、各種トピックや専攻にスポットをあてた、セミナー・ワークショップ・講義及びマスタークラスを通年ないし定期的に開催しています。伝統のある空気に触れながら、学ぶ機会も多く与えられ、歴史ある場所で練習の成果を披露する機会にも恵まれた、大変魅力的な音楽院です。