■学校一般情報■
レンヌ地方音楽院には、約1,400名の学生と100名の講師が在籍。学校の音楽授業として学んでいる8,000名の児童が登録しています。レンヌは、フランスの中にありながら、独自の文化を大事にしている土地柄。同校でも、学生一人一人の芸術的個性を尊重し、音楽的センス、聴力、集中力、記憶、想像力を呼び覚ますような教育を実践。学生個人の文化を一歩一歩広げて行けるよう提案しています。教育プログラムは、5つの課程で構成されています。第一、第二課程は入門と基礎学習。第三課程で修了証明書(CEM:音楽研究資格免状)の取得を目指します。または、プロを目指す場合は専門課程へ進み、卒業ディプロマ(DEM:音楽研究資格)の取得を目指します。CFEM、DEMを取得後、それぞれさらに1年間の追加特訓を受けることもできます。
演奏専攻は、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、サックス、トランペット、コルネ、ホルン、トロンボーン、チューバ、サクソフォン、ホルン、ピアノ、チェンバロ、パイプオルガン、バロック・ファゴット、トラヴェルソ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、バロック・ヴァイオリン、ハープ、ギター、打楽器、アコーディオン、声楽などです。そして何といっても、ブルターニュの伝統楽器であるボンバルド、ビニュー、アイルランド伝統音楽などが学べるのが魅力でしょう。講義科目とグループ学習には、フォルマシオン・ミュジカル、エクリチュール、楽曲分析、オペラ・舞台声楽、合唱指揮、聖歌、合唱、室内楽、オーケストラ、ピアノデュオ、伴奏、伝統楽器合奏など。コンテンポラリーとジャズでは、アレンジ、アンサンブル、キーボード、エレキギター、エレキベース、ウッドベース、和声、MAO(情報処理)を学ぶことができます。また、同校では年間約150の公開イベントを開催。著名アーティストを招いてのクラシックやジャズの演奏会、ブルターニュ各地に伝わる伝統音楽演奏会への参加が可能です。