■学校一般情報■
フォルクヴァング芸術大学は、1927年に音楽・ダンス・スピーチの学校として創立。以来、発展を続け、伝統を重んじるだけでなく、斬新なアイディアを生み出せる改革的な大学として、高い評価を得て来ました。2010年4月には、よりグローバルな現代の芸術教育機関にふさわしいシステムを配し、現在の大学名に改名。5つの学部において、徹底した専門教育を提供しています。また、キャンパスのあるドイツ西部の都市エッセンは、2010年欧州文化首都に選ばれました。恵まれた環境も支持を集め、世界中から学生が集まり、現在、全校で約1,500名が在籍しています。音楽学部の大学課程では、器楽、声楽、ジャズ、作曲、音楽学、音楽教育学などバラエティに富んだ専攻で、BMusの取得コースを提供。音楽学でBAの学位取得が可能です。大学院課程では、器楽、声楽、ジャズはもちろん、オーケストラ演奏、中世音楽など、多種多様な専攻においてMMus、音楽学でMAの学位取得が可能です。学内には、プロレベルの設備を整えたスタジオや、高度なマルチメディア施設などが揃っていますので、最新技術に直接触れながら学べるのが魅力です。また、オーケストラ、ブラスバンド、ビッグバンド、合唱団、ミュージカル、ポップ、モダンなどのアンサンブルが活動し、年間で300以上ものイベントが行なわれています。コンテストも多く開催され、学生達は日頃からスキルを磨くことを怠りません。
こうしたアーティスティックな専門教育と豊富な経験の場からは、数多くの音楽家を輩出。名指揮者ミヒャエル・ハラース、日本でもおなじみローター・ツァグロゼク(指揮)やヘルムート・ヴィンシャ-マン(オーボエ)をはじめ、ヘルデンテノールで名高いジークフリート・イェルザレム、元ベルリン・フィルのチェロ奏者ルドルフ・ワインスハイマー、ドイツ若手正統派ヴァイオリン奏者フランク・ペーター・ツィンマーマンなどがいます。一流を目指すなら、フォルクヴァング芸術大学に注目です。