■学校一般情報■
デトモルト音楽大学は、ヨーロッパの音楽大学をリードする存在としてだけでなく、伝統と実績を誇る音楽教育機関の一つとして知られています。創立以来約60年以上もの間、常にきめ細かく、芸術的な音楽教育を提供。また、町全体が音楽学生を奨励するという素晴らしい環境の中で音楽を学ぶことができます。大学の音楽活動が、コミュニティーの重要な一部として機能していて、市民は音楽活動に積極的に参加し、サポートしています。大学と市民が一体になり、デトモルトでは常に音楽が流れ、人々は音楽と共に生活しています。在籍している約180名の講師は、実際に活躍する音楽家であり、優秀で経験豊かな教育者でもあります。ヤーノシュ・バーリント(フルート)、ハンス・ヘルマン・ヤンセン(声楽、合唱)、デイル・カヴァナー(ギター)、ジャン・エフラム・バウゼ(ピアノ)、アルフレッド・パール(ピアノ)、トーマス・クリスチャン(ヴァイオリン)、クセニア・ヤンコヴィッチ(チェロ)などがいます。同校は、これらの魅力的な理由から、世界中の才能ある音楽学生たちを引き付けて止みません。
教育プログラムは、器楽演奏(鍵盤楽器、弦楽器、管楽器、打楽器、ジャズ器楽)、オーケストラ、オペラ、声楽、作曲、音楽理論、音楽教育学、サウンド・エンジニアリングなどの専攻が可能です。それぞれ、学士号や修士号の取得コースや、ディプロマや修了証明書資格の取得コースが提供されています。また、音楽学はパーダーボルン大学との提携プログラムが実施され、修士号や博士号の学位取得も可能です。
キャンパス内には、弦楽器、管楽器、声楽、打楽器などの目的・専攻別に設備が整えられた10もの建物が、宮殿や庭園(パレ・ガルテン)の周りに建ち並んでいます。また、ピアノ、オルガン、室内楽、リハーサルのための施設は、歴史的な宮殿内に位置しています。さらに、複数のコンサート・ホール、スタジオ、劇場を有していて、年間で約400以上のコンサートやリサイタルを毎日のように公演しています。