■学校一般情報■
フランクフルト音楽大学は、1878年まで起源を遡ります。以来、数多くのアーティストを輩出して来ました。歴史に培われたきめ細かく質の高いトレーニングは、国際舞台で活躍できる、プロフェッショナルな専門家を育成。演奏はもちろん、音楽を学問として深く追求できるよう、演奏、教育、研究すべてを重視し、総合的な実力を身に付けられるのが特徴です。さらに、豪華な教授陣が揃っており、過去にはクララ・シューマン、ユリウス・シュトックハウゼン、ヘルムート・ヴァルヒャなど、超一流の音楽家達が教授を務めました。現在も、ガブリエレ・シュナウト、ルート・ツィーザク、クリストフ・プレガルディエンといった、第一線で活躍中の音楽家教授による、献身的な指導に定評があります。教育プログラムは、従来のディプロマコースは廃止され、国際的な基準に則した学位コースが新設されました。オーケストラ器楽、ソロ器楽(リコーダー、チェンバロ、リュート、ギター、オルガン、ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ピアノ、指揮(合唱、オーケストラ)、音楽教育学(器楽、声楽)、声楽、教会音楽、ミュージカル/シアターでBAまたはBMusを取得できます。修士課程では、器楽、ピアノ室内楽、古楽、作曲(電子音楽含む)、コンテンポラリー・アンサンブル、ソロレペティション(オペラ歌手トレーナー養成)、教会音楽、音楽教育、舞台&オーケストラ・マネジメントでMAまたはMMusの取得が可能です。また、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロに力を入れたプロジェクト「クロンベルクアカデミー」では、学士/修士を取得しながら、国際的なソリストを目指せます。その他、博士課程(音楽学、音楽教育学)や、研究課程(コンツェルトエグザム)があり、充実したコース内容を誇っています。
キャンパス内には、豊富な資料を誇る図書館、現代音楽研究所、古楽研究所だけでなく、最先端の技術を取り入れた録音スタジオなどを完備。学生のうちから優れた施設や機材に慣れ親しむことができ、将来の大きなアドバンテージとなるはずです。