■学校一般情報■
ドレスデン・カール・マリア・フォン・ウェーバー音楽大学は、町のオーケストラの演奏者を育成する音楽学校として誕生。その後、ハイレベルな音楽教育機関へと発展し、1959年に現行の大学となりました。ドレスデンは、プラハやベルリンにも程近く、芸術への関心の高い町としても知られています。同校の講師には、ジョン・ホロウェイ(ヴァイオリン)、エッカルト・ハウプト(フルート)、クリスティーナ・ハウプト(ピアノ)、ギュンター・シュヴァルツェ(作曲)などがいます。国際的に活躍する一流の音楽講師陣による、きめ細かい教育プログラムが魅力のひとつ。ドイツ国内外においても、常に高い評価を得ています。また、国際交流も盛んで、各国との交換留学制度に参加。学生数約600名のうち、30%は海外からの留学生が占めているため、留学生のケアも行き届いています。
専攻は、器楽、声楽、ピアノ、指揮(オーケストラ、合唱、コレペティション)、作曲、音楽理論、伴奏など、クラシック分野のコースはもちろん、ジャズ・ポップ・ロック、音楽教育学、音楽学といったジャンルで学士、修士、ディプロマの取得コースを提供。ドイツの音楽大学では数少ない、バレエ練習での伴奏技術を身に付ける伴奏コースは魅力でしょう。音楽学、音楽教育、音楽理論では博士取得コースも提供しています。
年間で有に300回を超えるコンサートやオペラが開催され、在学中から本物の音楽に触れる多くの機会を用意。学生達の音楽トレーニングの一環にもなり、また、文化的・芸術的センスを鍛える学生生活の重要な一部となっています。大学音楽の土台は、2大オーケストラと呼ばれる、シュターツカペレ・ドレスデンとドレスデン・フィルハーモニーとの強い協力関係によって築き上げられているのも特徴です。また、ドレスデン音楽大学との協力下、オペラやヴァイオリンの国際コンクールも開催。学生達は同校で培われた音楽・芸術的なスキルを実際に試す良い機会を与えられています。