■学校一般情報■
1843年、フェリックス・メンデルスゾーンが、ドイツ初の音楽教育機関として、ライプツィヒ音楽大学の前身となる音楽院を創立。その後、教育機関として発展を重ね、現在のライプツィヒ音楽大学となりました。その発展を大きく支えたのが、たゆみなく音楽と文化を振興し続ける、ライプツィヒの地域特性です。市内には、ゲヴァントハウス管弦楽団、聖トーマス教会の少年合唱団、オペラハウスや劇場など、世界でも高名な音楽団体が所在。その公演や教育機関とのワークショップは、学生たちの芸術性と音楽センスを刺激する一助となっています。教育プログラムは、独自性高く、きめ細かなトレーニングを提供。主な専攻には、器楽(管楽器、弦楽器、打楽器)、ピアノ、指揮、古楽(古楽歌唱、ナチュラル/バロックオーボエ、コルネット等)、合唱&アンサンブル、声楽、作曲&音楽理論、ミュージカル、コレペティション、ジャズ&ポピュラー音楽(器楽、ヴォーカル)、教会音楽、音楽教育学があります。2008年度から段階的に、学士と修士の学位取得コースをスタート。2010年度冬学期から、すべての専攻において学位を取得できるようになりました。
キャンパスは、ドイツでも最も古い大学の一つと隣接していることもあり、これら他大学と提携プログラムを展開しています。学生は、同校で専門的な音楽を、他校でレベルの高い一般教養を学ぶことにより、知性を兼ね備えた芸術家を目指すことが出来ます。さらに既述の専攻の他にも、他大学との提携により、専門分野の研究をすることも可能。音楽学、音楽療法では、学士、修士、博士のコースがあります。メディアと音楽、音楽情報処理、コンテンポラリーでは修士、文化マネジメント、音楽ジャーナリズムはディプロマを取得することができます。