■学校一般情報■
ゲント王立音楽院は、1835年創立。世界で求められるスペシャリストにふさわしい音楽家の育成を目ざし、現在、ゲント大学音楽学部として、位置付けられています。2004年度からは、学士と修士の学位取得コースをスタート。現代に必要な、実用的でハイレベルな知識、技術、感性を学び、総合的な実力を養成します。特に、現代音楽に柔軟に対応できるよう、ジャンルやスタイルを超えてトレーニングを実施。学生は、アンサンブルに参加する機会を数多く与えられますので、オールラウンドプレーヤーとして数多くの経験を積むことが出来るでしょう。講師陣に名を連ねているのは、ルシアン・ポスマン(作曲)、ゴットフリート・ウィレム・ラエス(作曲、即興、実験音楽)、ヴィタリー・サモシュコ(ピアノ)、イヴ・ストームス(ギター)、バート・マリス(トランペット)など。世界で活躍するアーティストがあなたを待っています。
教育プログラムは、学士コース、修士コースを提供しています。専攻には、1)クラシックの器楽、声楽、2)ジャズ/ポピュラー音楽の器楽、ヴォーカル、3)作曲、4)デジタル機器を使用した音楽制作や録音技術、5)音楽理論、6)楽器製作があります。専攻によって科目の違いはありますが、基本的に楽曲分析、ソルフェージュ、音楽史、アンサンブルなどの必修科目と、作曲、和声、室内合唱などの選択科目があります。楽器製作は彫刻、素材などが必修です。また、器楽または声楽(クラシック、ジャズ/ポピュラー音楽)、作曲、音楽制作のジャンルでは、全クラス英語による修士コースを提供しています。このように、海外から集まる留学生に配慮した授業も魅力のひとつです。修士取得後は、さらに現代音楽ソリストコースでオンリーワンな演奏家を目指すことができます。