■学校一般情報■
ハーグ王立音楽院は、1826年にヴィレム1世によってオランダのハーグ市に創立。ヨーロッパでも伝統のある音楽院のひとつです。音楽とダンス、科学と実践、学問と演奏の全てを、高い水準で融合させた教育機関として、国際的に知られています。長い歴史だけでなく、芸術的で改革的な校風を誇り、常に最新で選りすぐられた設備やトレーニングを提供。また、非常に質の高い音楽教育方法でも定評があり、講師の殆どはオランダ内外で活躍している現役の演奏家です。ケネス・モンゴメリー(指揮)、ナウム・グルベルト(ピアノ)、イヴァン・メイルマンズ(トロンボーン)、ヤスパー・デ・ワール(ホルン)、ルイ・アンドリーセン(作曲)、フース・ヤンセン(作曲)、マイケル・チャンス(古楽声楽アンサンブル)、フィリップ・ピエルロ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、そして、チェンバロにはあのトン・コープマンがいます。英語とオランダ語それぞれの授業がありますので、留学生にも配慮したプログラムが充実しています。音楽学部では、クラシック(器楽、声楽)、古楽、ジャズ、ソノロジー、作曲において、学士と修士が取得できます。指揮、教会音楽、アート・オブ・サウンド(サウンド・プロダクション)では、学士取得が可能です。音楽教育学は学士、修士の各コースがありますが、オランダ語が必須。またソノロジーでは、1950年代という早い時期から、電子音楽や音響研究に注目し、研究所を設けるなどして来ました。現在、世界中で使われている電子音楽器機、スピーカーやマイクなどのデザイン、知覚的な研究成果など、幅広い音響研究の分野で大きな貢献をしています。ハーグ王立音楽院での音楽技術習得と研究プログラムは、最高レベルを極めることを目標に掲げています。素晴らしい伝統だけでなく、革新的な校風に育まれた、優れた音楽教育プログラム、最新の設備とトレーニング、そして、才能ある同級生や講師に囲まれた学生生活は、最高の教育の場と言えるでしょう。このように恵まれた環境の中で、自らの芸術精神を刺激しながら、様々な挑戦に挑み、新しいスキルと芸術センスを学び、更に向上させる事が可能です。