■学校一般情報■
モーツァルテウム音楽大学は、1841年にオーストリアのザルツブルグに創立した、世界的に有名な音楽と舞台芸術の総合芸術大学です。創立後、1914年には音楽アカデミー、1953年には音楽&舞台芸術アカデミー、1970年には音楽&舞台芸術専門大学、そして最終的に1998年に音楽&舞台芸術の総合大学へと発展。長い歴史の中で何度も大きな変身を遂げています。巨匠カラヤンの出身校である同校では、音楽、パフォーミング、ビジュアル・アートにおいて40以上の専門コースを提供。世界中から集まっている1,500名の若いアーティスト達が、器楽演奏、作曲、指揮、声楽、舞台音楽、教育的音楽理論、音楽学、また、様々な舞台関係の総括的なトレーニングを受けています。カラヤンの他にも、同校の卒業生には、レオポルド・ハーガー(指揮)、グスタフ・クーン(指揮)、トーマス・ツェートマイアー(ヴァイオリン)、ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)など著名な音楽家が多数います。国際的に著名なアーティストでもある講師陣は、自らの専門知識と芸術センスを学生達に継承。また同時に、彼らによる500以上のレクチャーも提供され、活発で知的な意見交流の場を提供しています。同校は国際交流も盛んで、交換留学生のプログラムも充実。レクチャー、奨学金プログラム、交換コンサート、プロジェクトなどを諸外国と協力し、グローバルで豊かな芸術活動を積極的に行っているのが特徴です。留学生のためのドイツ語コースがあるのも魅力のひとつ。プログラムの一環として、学生達によるアンサンブルやオーケストラが、コンサート、演劇、ダンス、そして自作オペラなどを定期的に公演。ザルツブルグに住む人々の生活を文化的にも芸術的にも豊かにしています。音楽と芸術を学ぶために必要な最高の環境はもちろん、プロフェッショナルの音楽家として成功するためのネットワークがここで作られていると言っても過言ではないでしょう。