■学校一般情報■
ギルドホール音楽院は、音楽と演劇の2つの芸術部門で構成されています。現在、約800名の学生が在籍し、うち約40%が留学生で、40カ国以上から集まっています。同校では、舞台技術、専門教育、音楽療法の分野で優れた教育プログラムを提供。1880年の設立以来、ロンドンにおいて、芸術教育の模範的役割を果たしていると言われています。ギルドホール音楽院は、1977年にロンドン中心部に移転し、現在はバービカン・センターに隣接しています。ここは、ロンドン交響楽団の本拠地のバービカン・ホール、バービカン・シアター、ピット・シアターがあるエリアです。世界的オーケストラの音楽を、直接肌で感じることができるでしょう。大学課程では、器楽、作曲、電子音楽、ジャズ演奏においてBMus学位の取得コースを提供しています。器楽には、リコーダー、リュート、ヴィオール、フォルテピアノなどの古楽器も含まれます。大学院課程では、ユニークで改革的な分野で修士や博士の学位取得コースを提供。演奏家になるためのトレーニングをする演奏科、アンサンブルとクリエイティブな活動に重点を置くリーダーシップ科、個人レッスンや学校外の演奏会から学ぶ作曲科、音楽治療やセラピーを学ぶ音楽療法科などがあります。その他、交換留学生としてヨーロッパ各国への短期留学ができるプログラムも魅力です。
同校はヨーロッパでも最大の芸術複合施設を有します。校内には196席のミュージックホール、80席のリサイタルホール、308席の劇場を設置。41の教室や練習室の他にも、電子音楽スタジオ、レコーディング・サウンド・スタジオなどの特別施設も充実。2012年までには、学校がミルトンコートまで広げられる予定です。610席のコンサートホール、225席の劇場、128席のスタジオシアターといった、新しい施設での活動が可能となります。