■学校一般情報■
ベルン芸術大学は、2003年9月に高等演劇・音楽学校と高等応用美術学校の2校が統合され、ベルン高等専門学校の一部として創立しました。講師陣には、演奏家としてだけでなく教育者としても名高い人物が揃っています。フランソワ・キリアン(ピアノ)、ディルク・ベルナー(チェンバロ)、トーマス・ミュラー(ホルン)、トーマス・リュエディ(ユーフォニウム)、ブラミニール・スローカー(トロンボーン)などが教鞭を取っています。徹底した個人レッスンや練習、講義科目、アンサンブルなど、盛りだくさんな学生生活となりますから、音楽漬けでたくさんのことを学びたい方には、オススメの学校と言えるでしょう。また、コンサートに出演する機会が、数多く提供されますので、努力次第で一回りも二回りも成長することができるでしょう。同校には学士課程と修士課程の2つがあります。1単位(ECTS)に必要な学習時間は30時間。一般的な目安では、1年間に必要な単位は約60単位(1,800時間)となっています。
学士課程は3年間で180単位、BA(学士)の学位取得を目指します。ジャンルは大きく分けて、①音楽:クラシック(器楽/声楽/作曲/吹奏楽団指揮)、ジャズ(器楽/ヴォーカル)、音楽&メディア・アート、②リトミック、の2つ。
修士課程は、2年間で90または120単位、MA(修士)の学位取得を目指します。ジャンルは、①作曲/音楽理論:作曲、②音楽実技:クラシック/ジャズ演奏、③音楽専門実技:器楽/声楽/オペラ、④音楽教育学:クラシック/ジャズ/リトミック教員養成、⑤コンテンポラリー・アート・プラクティス:音楽&メディア・アート、⑥シアター:ジャズ作曲&アレンジメント、という6つ。トランペット&バロック・トランペット、ピアノ&鍵盤古楽器/オルガン、ギター&リュート、古楽&現代音楽など、ダブルメジャーを取得できるのも魅力です。より高いレベルを目指す学生のために、MAの音楽専門実技コースでは、演奏家のスペシャリストになるための訓練が実施されます。