■学校一般情報■
1867年に設立し、長年にわたって、プロフェッショナルの音楽家を輩出してきたシカゴ音楽大学が、1954年にルーズベルト大学の一部として統合。同大学シカゴ校パフォーミングアーツ学校音楽院(シカゴ音楽院)となりました。パフォーミングアーツ学校を構成する音楽院と劇場芸術院には、国内40州と25カ国から約600名の学生が在籍しています。音楽院の講師陣は、プロのアーティストたちで構成されていて、シカゴ交響楽団のコンサート・マスターや、グラミー賞にノミネートされたジャズ・アーティストもいます。学生達は、講師陣との交流の中で、プロ意識や音楽技術などを学び取ることができます。大学課程では、BM学位コースを提供。専攻は、作曲、ジャズ&現代音楽研究、音楽教育学、演奏となっています。音楽教育学と演奏のダブルメジャーも取得可能です。大学院課程では、作曲、演奏、オーケストラ研究のMM学位コースを提供。その他、演奏やオペラなどの専門性を高めるディプロマ・コースがあります。
音楽院専用の教室・練習室は、歴史的にも有名なオーディトリウム・ビルディングの最上階を使用しています。同じ建物内には、最高の音響技術を備えた3,700名収容の美しい劇場ホールがあります。このホールは、ブロードウェイからロックまで、プロのグループも利用していますが、学生達もリサイタルやコンサートに優先使用が可能です。また同校から少し歩けば、シカゴ交響楽団のベースであるシンフォニー・センター、リリック・オペラ・オブ・シカゴ、ジャズ・ショーケース、グッドマン・シカゴなどの劇場やホールがあります。世界中の音楽家達の演奏を直に聞き、学ぶ機会に恵まれていることも魅力のひとつでしょう。