■学校一般情報■
ニューヨーク大学音楽学部は、1923年にニューヨークのダウンタウン・ワシントンスクエアの一角に創立しました。同校は主に音楽研究のプログラムを中心に提供しています。一流講師のもとで、歴史音楽学、作曲・音楽理論、民族音楽学などにおいて、学士・修士・博士の学位取得プログラムを提供。大学課程では、音楽に対するジャンルや教科を越えた、分析力や批判的思考を鍛えるカリキュラムを組んでいます。大学院課程では、各コースともに少数精鋭の方針をとっており、年間で約6~8名の学生しか受け入れていないのが特徴です。音楽学部は、コンピューターミュージック・スタジオ、民俗音楽専用のマルチメディア・ラボなど、大学の優れた研究文化設備や特別施設を多く保有しています。エルマー・ホームズ・ボブスト図書館には、重要な音楽の本や雑誌が蔵書されています。また、同図書館のエーブリーフィッシャーセンターでは、大量の音楽録音資料や、ノア・グリーンバーグのアンティーク楽器コレクションを保管。さらに、世界各国の楽器コレクションも充実しています。学生達は、古楽や民族音楽のクラスやアンサンブル活動で、これら貴重な楽器を使用することができます。大学は、世界文化の中心であるニューヨーク・ダウンタウンの真ん中に位置しています。このため学外でも、ニューヨーク公共図書館、ピアポント・モーガン・ライブラリー、メトロポリタン美術館、ニューヨーク市立図書館・リサーチ・イン・ブラック・カルチャーなど、数限りない芸術・文化施設や情報に恵まれています。また、ニューヨーク市内のレコーディング会社や音楽関係の出版社などに、学生達がインターンとして積極的に参加するように推奨しています。