■学校一般情報■
ニューヨーク市立大学シティカレッジは、マンハッタンのハーレム地区にキャンパスを移転してから2007年に100周年を迎えました。音楽学部は、歴史的な建物シェパード・ホールに所在。1993年に完全リフォームを行い、より充実した音楽教育施設に生まれ変わりました。現在、伝統的な音楽コースだけでなく、ユニークで近代的なプログラムを提供しています。大学課程では、BA学位とBFA学位の取得コースを提供。BAは音楽研究、BFAは器楽(クラシック、ジャズ)、声楽(クラシック、ジャズ)、音響テクノロジー(ソニックアート)の専攻があります。音響テクノロジーの学生は、最新施設を活用して、音響、デジタル音、映像(フィルムやビデオ)の音声、音楽制作、レコーディング技術など、実際の機材に触れながら学ぶことができるようになっています。そのため、このコースは毎年希望者が大変多く、学生数が制限されています。また大学院課程では、クラシック作曲、音楽学(音楽史、理論)、演奏(クラシックピアノ、ジャズ器楽)のMA学位の取得コースを提供しています。
同校自慢の新施設には、4つのプロダクションスタジオ、音響ラボ、コントロール室/教室、アイソレーションルームなどを含むソニックアート・センターをはじめ、2つのホール、練習室、ピアノラボがあります。また、ミュージック・ライブラリーでは、18,000以上の録音記録、18,400の楽譜、13,300の音楽関連図書を保管。これらのジャンルはさまざまで、西洋音楽だけでなく、ジャズ、フォーク、ポップス、世界各国の民族音楽など、幅広いコレクションを有しています。海外からの留学生も多く在籍していますので、留学生のケアも行き届いています。