Y.K.さん/ウィーン国際音楽ゼミナール

Y.K.さん/ウィーン国際音楽ゼミナール
-専攻

ピアノ
-参加コース名

ウィーン国際音楽ゼミナール
-参加期間

2024年8月7日~2024年8月16日
-今回ご留学なさってみていかがでしたか?全体的なご感想をお願いします。

初めてヨーロッパに行きました。ピアノのレッスンでは、初回で自分の感じている課題に気づいてくださり、弱音をきれいに出せるようになった気がします。大学生やピアノを専門に勉強している仲間がいたので、限られた時間で音楽に没頭でき、幸せな日々でした。留学を通してますます音楽を勉強したいという意欲が高まり、良かったです。
-特に印象に残ったことは何かありますか?(講習会、生活面などいろいろな点で)

物価が日本より高いので、かなりお金を使ってしまいました。ホテルはピアノ練習室つきなので、外に出ず安心してできました。
-***レッスンについて***
-担当講師名

Sontraud SPEIDEL先生
-1クラスの参加人数

恐らく11人です。
-レッスン回数

1時間を4回(+αで演奏会前に5分×4回のレッスンをしていただきました)。
-レッスンの進め方

自分が指導を受けたい曲を伝え、曲の大半演奏する。その後、部分的にレッスンを受ける。
-講師・レッスンの印象(どんなレッスンでしたか?日本との違いなど)

先生は様々な観点からレッスンをしてくださいました。リズムやテンポをはじめとした楽譜を忠実に演奏する大切さ、ペダル、曲全体を見通した強弱の付け方、脱力などを教えていただきました。
できていないところはしっかり指摘されますが、指導を受けて改善されたところや良いところも見つけて褒めてくださいました。
-通訳について通訳はいてよかったですか?何か問題はありましたか?

ドイツ語を普段話される先生なので、通訳の方がいらっしゃって安心感がありました。私は英語は中学レベル、ドイツ語は全くわからない状態で受講しました。
-***宿泊施設について***
-宿泊形態

ホテル
-良かった点

ホテルの地下に練習室があり、わざわざ外に出て練習をしなくて良かったところ。ランドリーも地下にあり、ホテル内で洗濯が済ませました。部屋も割と明るかったので過ごしやすかったです。収納の棚やクローゼットも充実しており、10日間の荷物を入れるのに助かりました。冷蔵庫冷凍庫も食材や飲み物を保管するのに助かりました。鍵を2回ほど中に入れたままロックをしてしまいましたが、フロントの方が親切に対応してくださいました。
-悪かった点

ウィーン市内に蜂が多く、ホテルの部屋に蜂の死骸があったこと。ゴキブリも出ました。宿泊した時期が気温が高く、室内ファンを回しても暑くて寝苦しかったです。
-***国や都市、滞在した街について***
-実際に行ってみて、この国や都市の印象はいかがでしたか?(治安面、交通面、街の人の印象など)

初めてのヨーロッパでしたが、思ったより治安は良く安心して過ごせました。ただ、1人で夜に人気がないところを通るのは、怖いので今回出歩いていません。1回知らない人に話かけられましたが、無視をしたらそれ以上話しかけてきませんでした。交通面は、日本より揺れる印象です。乗り方も改札がないので事前にしっかり乗り方や切符のシステムを確認していくと良いと思います。
街の人は暑いからか、日本より露出をするタンクトップやノースリーブ薄着の人が非常に多かったです。基本的に英語で通じます。困った時にGoogle翻訳に大変お世話になりました。
-現地でのお食事はどうでしたか?(自炊、外食など)

自炊はしていません。オーストリアはあまり野菜がなく、ホテルの朝食はパン、ハム、シリアル、ヨーグルトなどでした。外食はお金がかかるので、あまりせずにスーパーで買ってつまむ感じで済ませました。
-留学して、ご自身が成長したと思う点や、変わった点などを教えてください。

今まで小さい音が大きくなり、全体の強弱を考えて演奏することができました。また、強弱だけでなく楽譜に忠実に演奏すること、弾き方など色んな観点でアドバイスいただき、視野が広がったと感じます。
-アンドビジョンのサービスは、いかがでしたか?

事前説明会やウィーンに関する資料などで、留学について知れて良かったです。留学中も、ウィーン現地スタッフの方に何度か連絡をしてすぐに返信いただき、大変助かりました。
-今後留学を考えている方に、アドバイスをお願いします。

お金はかかるけれど、行って後悔しないマスタークラスです。仕事をされている方も、少しずつ曲を準備していけば大丈夫です。ただ、観光の物価が日本よりかなり高い(美術館や博物館が日本の値段より2倍くらいに私は感じました)ので、現金を多めに持っていくかヨーロッパで使えるクレジットカードを持っていくことをおすすめします。
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