千葉琴美さん／ニューヨーク市立大学クイーンズカレッジ アーロン・ コープランド音楽学校

千葉様：4歳でピアノを習い始め、音楽科のある高校に進学、日本の音大を卒業し、ニューヨークの大学院修士課程に入学しました。

千葉様：大学在学中に一年間ニューヨークの音楽大学(マネス音楽院)に留学する機会があり、その際に素晴らしい先生との出会いがあったこと、またニューヨークという土地のエネルギーや芸術の文化に魅せられたことがきっかけで、ニューヨークの大学院進学を決意しました。

千葉様：ニューヨークで知り合った先生の紹介で、アーロン・コープランド音楽学校を選びました。決め手は、実技はもちろん、音楽理論や音楽史など、一流の素晴らしい教授陣でした。また、市立の学校なので、学費が私立と比べて格段にお手頃です。

千葉様：試験は、実技と音楽理論で、TOEFLのスコアや推薦状、志望理由書など様々な書類の提出が必要です。一番苦労した点は、TOEFLの勉強や、英語で音楽理論を理解しなければいけないことでした。

千葉様：手続きで苦労した点は、語学面です。また、ビザの手続きも提出書類が多く、大変でした。

千葉様：留学する約10ヶ月ほど前から、徐々に準備を始めました。

千葉様：両親が経済的に支援してくれています。

千葉様：留学を決意してからは、TOEFLのために必死に勉強しました。アメリカの大学院に留学するにはTOEFLが必須です。現地で語学学校へ行くと、お金も時間もかかってしまいますし、海外で先が見えないと不安が増すと思います。日本で早い段階からできる限り英語を習得し、正規の学生としての進学が決まってから留学することが私にとっての条件でした。

千葉様：学校は、素晴らしいホールや練習室などが充実しており、とても良い環境です。また、総合大学で敷地が広く、緑も多くリラックスした雰囲気です。

千葉様：日本人は、全員と知り合いになれるほど少ないです。ピアノ専攻は私だけです。

千葉様：どんな授業でも、意見を求められることが多くあります。自分の意見をしっかり持ち、発言する力が必要だと日々感じます。

千葉様：初めてニューヨークへ留学した際は、全くツテがなかったので、日本のピアノの先生と相談し、マネス音楽院のホームページから自分に合いそうな先生を探しました。現在は、学校で出会った先生に直接お願いし、レッスンを受けています。

千葉様：毎日学校で練習しています。

千葉様：頻繁に行われています。

千葉様：朝９時ごろから夜９時ごろまで学校で過ごしています。今学期は授業は週に2日、午後にしかありません。午前中は個人で練習し、授業のない日は午後に個人練習のほか室内楽の合わせをしたり、授業の課題をしたりしています。

千葉様：努力や縁次第で、何らかのツテはできると思います。

千葉様：周りのアメリカ人の生徒は、授業中にとても積極的に意見を述べたり、質問したりしているなと感じます。

千葉様：授業以外の時間は、練習をしたり、学内での演奏会へ行ったりすることが多いです。

千葉様：まず英会話力を伸ばすことです。また、堂々とした態度でいること、相手の話をよく聞くことが大切だと実感しています。

千葉様：ニューヨークならではの最高のパフォーマンスを見ることができた時や、様々な国の色々な価値観や考えを持つ人たちと、違いを乗り越えて友達になれた時などです。自分の世界が広がり、音楽の表現にも大きく活かされます。

千葉様：色々なことに対して、より明確な意見を持てるようになってきました。そのことによって、前よりも演奏に説得力が出たのではないかと思います。

千葉様：日本で音楽活動をしていきたいと考えています。

千葉様：強い意思としっかりとした目標を持って、でも気負いすぎずに頑張ってください。