■学校一般情報■
1884年に創立したアムステルダム国立音楽院は、スヴェーリンク音楽院など、いくつかの音楽学校と統合を繰り返し、現在に至ります。多彩な音楽と文化が集まる都市、アムステルダム市に位置し、ヨーロッパの中でも特に音楽・芸術に敏感な音楽院として定評があります。また、オランダ国内ではで最大規模を誇り、多様性に富んだプログラムを提供していることでも、その名は知られています。教育プログラムには、一流講師陣による、音楽理論と技術練習に力を入れた、特別カリキュラムや個人レッスンを用意。安心・信頼して専門分野を学ぶ事ができるでしょう。才能を最大限に伸ばし、トップレベルの音楽家になる為に学ぶ環境が全て整っているのが魅力です。このように、時代のニーズに応じた同校のプログラムを修了した卒業生の多くが音楽業界で活躍しています。室内楽、オーケストラ、ジャズ・グループ、音楽教師やインストラクター、指揮者、プロジェクト企画・運営、ミュージック・コンサルタント、音楽ジャーナリストなど、多方面において、その才能を発揮しています。
クラシック、ジャズ、古楽の各部門において、学士と修士の学位取得コースを提供。また、ポピュラー音楽部門では学士コース、オペラ部門では学士コース修了後にオランダ国立オペラでのプログラムを提供しています。ジャズ部門はNYマンハッタン音楽院と提携。そのスタイルは、ブラジル、アフロ・キューバン、ポップ、ファンク、フュージョンと多岐に渡り、アムステルダム大学とのジョイント・プログラムでMA学位取得も可能です。学問的な音楽教育だけでなく、経験から技術や感性を学ぶために、交響楽、吹奏楽、古楽、合唱、ジャズなどの音楽グループが定期的に活動。近年高い評価を得ているクラシック・アンサンブルは、プロのオーケストラと協演を数多く行い、オランダ国内だけでなく、海外でも素晴らしい活躍を見せています。同校は2008年から、アムステルダム中央駅の近くに建設した新校舎に移転しました。フリッツ・ファン・ドンゲンのデザインによる、日本の縁側モデルを取り入れた、近代音響学を最大限に活かした練習室やホールが完備されています。
*授業は、オランダ語か英語で行われます。ただし、音楽教育学のみは全授業オランダ語で行われます。